肩こりはズバリどこから?

人生100年時代を謳歌する一方で、身体の節々に現れる不定愁訴。日々頑張っている私たちだからこそある「肩こり」にフォーカス! 

肩こり』って、そもそも身体はどうゆう状態? 

 簡単に言うと、肩周りの筋肉(僧帽筋や胸鎖乳突筋と呼ばれる筋肉など)が頑張り過ぎている状態です。肩こりを感じ、鏡でご自身の首根本辺りを確認したときにぽこっと盛り上がっている筋肉を見つけたことはありませんか?「私の肩は盛り上がっている筋肉はないけれど、肩がこっている!」と思った方もいるのでは? 実は、肩こりというのは一種の症状であり、肩がこっていると感じる原因は肩にはない可能性があります。 


 肩こりの原因は何? 

 人間の身体は複雑な作りで、肩の筋肉は肩のみでなく首、腕、背中、胸、骨盤と様々な部位の筋肉と繋がり、連動しています。その為、肩ではない部位に原因があることも。 普段の生活で猫背になっていませんか。何気ない動作で力んでいませんか。ショルダーバックはいつも右肩あるいは左肩にかけていませんか。デスクワークで長時間同じ体勢でいませんか。脚は組んでいませんか。 例えば…肩こりの原因が猫背などの悪い姿勢だった場合。猫背になってしまう背景には骨盤の歪みがあり、その根本は足裏のアーチが崩れていたからということも…。 肩を揉み解すとリラックスできますが、時間を置くとすぐ肩がこったりしませんか?肩のみにアプローチしていても残念ながら肩こりを引き起こす身体の状態だから、肩が凝ってしまうのです。


どうやって肩こりを解消する?

悩ましい肩こり・・・。実は、姿勢を改善するだけでも肩こりはだいぶ和らぎます!スマートフォンが普及し、さらにコロナ禍で運動習慣が制限されたことにより悪い姿勢で生活することが「普通」になっていませんか?ねこ背や巻き方が習慣となっている方は特に効果的なリリース&ストレッチをご紹介します。 


まずは簡単に自分の身体をセルフチェック! 

 ①背中を壁にくっつけて長座しましょう。 

 ②脚は膝をまっすぐ伸ばし、両腕を上に伸ばしてみましょう。 壁に背中をべったりくっつけることができない人は、肩こりしやすい身体です…。 姿勢改善の余地アリです! では早速、テニスボールを使って2ステップでのセルフケアに入ります! 


まずはステップ1、リリースをしていきましょう!

 ①床にあぐらで座り。片手の掌を床につけます。 ②反対側の手で肩の前側にテニスボールを当て、上下に10往復転がします。 ③次に、肩の上にテニスボールを当て左右に10往復転がします。 ★肩が力まないよう注意して、反対側も同様に行いましょう! 


 次にステップ2、ストレッチをして首と肩を気持ちよく伸ばしていきましょう。

 ①床に座る。ご自身の坐骨(座った時にコリコリするお尻の骨)を確認し、そこで座るように意識! ②左脚はあぐらで座るように曲げ、右脚は開脚するように伸ばして置きます。 ③息を吐きながら、左腕でアーチを描くように反対側へ持っていき、体側を伸ばしていきます。 ④その状態で10秒キープ! ★右肘は右膝あたりに置いて置くと安定します!


身体の伸びを感じて! 反対側も同様に行いましょう!  

アプロアカデミーOUV

『OUV(読み:オヴ)』は、Outstanding Universal Value(=傑出した普遍的価値感)にインスパイアされた造語です。年齢も性別も国家の違いも超え、過去、現在、未来においても、誰もが納得できる”幸福感(=ウェルビーング)”を共有するユニークなメディア。母体は、アプロ。独自の姿勢分析から始まる、多様なリリース&トレーニメソッドの提供を通して、ウェルネスライフを提案しています。

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