あなたは背中美人?ウェルネスのカギは背中にあり!part.1
アプロアカデミーの指針の一つにもなっている背中のトレーニング。実は「背中は美と健康に深いかかわりがある!」というKAORUが唱える説は、インストラクター時代、しっかり動いていたはずの背中が、30歳、妊娠を機にうまく使えなくなってしまった当時のKAORU自身の経験に裏打ちされたものでした。
「背中」が、なぜボディラインやフェイスラインの引き締めといった多くの方のお悩み解消に効果があるのか?
背中が“硬く”なると、カラダはどんどん“丸く”なる!?
全身で12ある、筋肉や骨、神経などを包み込む「筋膜」。その中でもKAORUが特に背中と深いかかわりがあると考えているのは、フロント(正面)の「アームライン」と「ファンクショナルライン」の2つ。その理由は、スマホを見る、パソコンを使う、荷物を持つなど、私たちの視界の範囲内だけの日常的な動きで使われている部分だからです。 しかし、当然ながら筋膜はフロント(正面)だけではなく、バック(背面)にもつながっているもの。イラストのように、正面と連鎖して背中や首、肩甲骨、腰、ヒップ、太ももと全身に張り巡らされているため、前面ばかりを使いすぎるとカラダは前に縮んでしまい、それに引っ張られるようにしてどんどん背中が丸くなっていく=姿勢やボディラインが崩れるという現象が起きてしまいます。 引用:アナトミー・トレイン [Web動画付] 第3版: 徒手運動療法のための筋膜経線 より これでは年齢にかかわらず、猫背や垂れ尻、くびれのないウエスト、巻き肩などになってしまっても当然!だからこそ背中は“日常的に、意識的に”伸ばし、ほぐすことが重要なのです。
フェイスラインのたるみにも背中が影響する!?
また、背中を中心に走る背面の筋膜(スーパーフィシャルバックライン)は、裏からふくらはぎ、太もも、脊柱、首、頭を通って眉上までつながっているため、この部分が硬くなることでフェイスラインのたるみ、ほうれい線が深く刻まれるなど、顔にまで影響を及ぼしてしまう可能性があるのです。 つまり「ボディラインやフェイスラインを引き締めたい」「姿勢を改善したい」という方こそ、まずは背中のケアから始めることが大切。カラダの前も後ろもしっかりゆるめた上で、目的に合わせたトレーニングを行うとより効果的なのです。
「あなたの背中は美人?ウェルネスのカギは背中にあり!」後編も、どうぞお楽しみに!
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